ドライルームの湿度管理(キャンプと関係ないです)

大多喜わんぱくキャンプ場では、寝袋を無料レンタルしています。フルにお客様が入ると1日で40枚くらいの寝袋と季節によっては電気敷毛布、毛布の洗い物がでます。それはもう大変な量で、GWやお盆などの連休の場合短時間で乾かす必要があります。今回は洗濯物を乾かすために使っている技術のお話です。(キャンプ関係ないのでFacebookやTwitterにはリンクアップしますがLineへの通知は行いません)

雨の日でも乾かないといけないので、ドライルームとしてアルミ箱(トラックの荷台)を購入しました。

中にはたくさんの洗濯ものを干すことになります。

除湿器をフル稼働させただけでは乾ききらないためオイルヒーターでの暖房もかけています。(エアコンの除湿もつく予定)オイルヒーターをつけると確かに短時間で乾くのですが電気代が相当かかってしまいます。そこで、最近はやりのIoTを導入!

具体的には温度と湿度を計測してクラウドにアップできる機器と電源のON/OFFをネット経由で制御できる機器を組み合わせます。IFTTTというサービスを利用して、

・室温が指定温度を下回っていて、湿度が39%以上の場合オイルヒーターをON
・室温が指定温度を上回っている場合オイルヒーターをOFF
・湿度が39%を下回っている場合オイルヒーターをOFF

というルールを設定しました。すると


上の画像は指定温度を20度に設定した場合です。
昼間は温度が20度以上になっていますね、これはおひさまの力です。大幅に下がっている日曜日は扉を開けて洗濯物を入れていたタイミングです。普段は温度が下がると20度になるようにオイルヒーターがON/OFFを繰り返して、湿度が下がった金曜日と土曜日は全くオイルヒーターの電源も入らず温度が下がっていくのがわかります。
ちゃんと温度管理をしつつ洗濯物が乾いていきますね。連休などの時はこの20度を35度とかに上げてエアコンの除湿もかけるのですがそうすると1日かからずに寝袋が乾くのです。技術って素晴らしい!

機器や設定方法はIFTTTとかSwitchbotとかで検索するといろいろ出てきます。書くと設定方法が間違っていたり、変わったりしたときに情報をアップできないのでここでは割愛させていただきます。(個別にメール問い合わせやメッセージいただければ使った機器や設定のスナップショットお送りしますよ)