エンジニアの仕事とアウトドア環境について

私の会社は現在、ITを生業にしています。PCとインターネットがあればどこでも仕事が出来るとよく言われる業種ですが、本当にアウトドア生活で仕事ができるのか、また、そのために必要なものを書いてみます。

電気はすぐに来ない

電気がすぐに使えることを期待して、電柱がそばまで来ている物件を選んだのですが、引かれている電線に必要な電力が無いとのことで、かなり遠くから引いてくるとのことで、1ヶ月以上たった今のところまだ電気は開通していません。ではどうするかですが、最近はPCを2,3回充電できる大容量のモバイル(とは言いがたいサイズですが)バッテリーが販売されています。

このとき注意が必要なのは動作温度です。ものによっては0度以下では動作しない場合など、夜中から朝は電気が取り出せないものもありましたのでその辺りを注意して選びましょう。また、PC上のソフトの選定にも、電気の消費を考慮する必要があります。例えば、開発環境は、PHPStormを普段利用していたのですがインデックスの生成に電力を消費するのでCodaに切り替えたりしました。

インターネット接続と通信の節約

電気が来ないと、Bフレッツなどの有線のインターネットも開通しません。とすると、無線でのインターネットになりますが、山奥などはWimaxなどが開通していない場合も多いため、携帯のテザリングに頼ることになることもしばしば、節約したいのは通信量です。ポイントは

  • Dropbox、OneDriveなどのローカルとクラウドの同期を行うストレージは基本的に現地ではOFF、有線環境に戻ったときに同期します。
  • クラウドまたはサーバー上に必要な様々なファイルやツールは置いておき、ローカルからアップロードでは無く、クラウド上でデータのやりとりが出来るように準備しておきます。

といったことを注意して環境を整える事だと思います。それでも、だめなら、下のコワーキングに(車で)走ります。

万一のコワーキングスペースの確認

大多喜にも「老川小学校コワーキングスペース(名前は勝手に記載)」のように、コワーキングスペースがあります。東京都は違った人との出会いがあったりしてとても楽しいですし、雨の時や急ぎのIT作業が発生したときに、しっかりした環境で作業できるのは非常に助かります。

ちなみにこのコワーキングスペースは小学校をまるまる利用した物で(コワーキングスペースになっているのは1つの教室ですが)、いろんなイベントなどの相談も出来そうでした。その辺りはまた別の機会に

老川小学校コワーキングスペース

老川小学校コワーキングスペース