キャンプ場を開きたいという思いは以前からあったのですが、「わんぱくキャンプ場」と名付けて親子向け、グループ(複数家族)向けキャンプ場を作ろうと思ったきっかけを書いてみます。
ある日友人の紹介でNPO法人イクメンクラブが主催する父子のキャンプイベントに参加しました。 私自身まだ雰囲気もつかめていなかったので、子ども達の方が仲良くなるのは早かったのはいつものキャンプでも同じです。子ども達は広場で遊んでいて、おとな達はビールを片手に世間話をしていました。突然、NPO代表の長谷川さんが「ダーーーーー!」と大声を上げて走り出します。
広場で鬼ごっこに参戦すると、キャーキャーと逃げまわる子ども達を追いかけるのですが、ついに力尽き果て、逆に子ども達に捕まってしまいました。おそるおそる初対面の我が子も近づいていき、、、
参戦!
正直、圧倒されました。他人の子どもと遊んだり、何かあったら叱ってあげたり、そういうのが難しくなってきている昨今、このシーンは私にファミリー向けのキャンプ場を作ろうと思わせるに十分なインパクトと感動を与えてくれました。子どもたちが笑顔で元気よく走り回る姿は、見ているだけで幸せな気持ちになります。しかし、遊ぶ時間、空間(場所)、仲間のサンマ(三”間”)が減ってきていると言われて久しい近年の事情を考えると、おとな達が意識して、そと遊びの環境をつくってあげなければならないことに気づかされたのです。そのためには、おとなの心持ちも大事。おとな自身が率先して”わんぱく”な子どもに還れる場づくりが求められていると。初対面のおとな同士でも気軽に仲間になって騒げるような、子連れで安心して遊べるキャンプ場が欲しい!
その後、NPO法人イクメンクラブの「わんぱく道場」に参加しました。「わんぱく道場」の道場生になるための条件は3つ。
1、父親であること。
2、わんぱく精神に賛同すること。
3、夢を抱いていること。
ぴったりだ!と思い、わんぱくの名前を頂戴して「わんぱくキャンプ場」を作る(正確にはまだ作り途中)に至ります。 どこまで、できるかわかりませんが、イクメンクラブのミッション「男の子育てをおもしろいほうへ」と思いを同じくし、キャンプ場をやっていこうと思います。