キャンプ場の土地を探す「候補地を見つけよう」
まずはどのエリアで営業するのかを考える。
キャンプ場を始めるぞ!と意気込んだものの、「どうやって土地を探していくのか」、「資金は調達できるのか」、「始めたとして通うのか、移住するのか」などいろいろ考えなければならないことがあります。何から手を付けるかは色々な方法があると思いますが、私は、作りたいキャンプ場の事業計画をまとめながら、対象とする地域を絞るところから始めました。作りたいキャンプ場は「わくわくキャンプ場の思い」にまとめて書いてありますが、その他にも事業計画上外せないいくつかの条件もあり、以下の条件の土地を探すことにしました。(事業上の思いは「IT企業のアウトドアへの進出」参照)
- 子供を遊ばせられる土地(小川があったり、山に入れたり、近くに海があったり)であること。
- 1泊キャンプを楽しむために東京から片道2時間くらいの圏内であること。
- 最終的には仲間を増やしますが、まずは、一人で作り上げる目標のため、また、予算の都合上平地が1,000坪前後であること。
- 自分でとりあえず取れるのはユンボやチェーンソーの特別講習(2日程度)のため、大型重機を使わずにある程度造成が可能なこと
- 収益性を考えると、年中無休営業が出来る土地であること。
これらを合わせると、千葉県の内房、外房のエリアが浮かび上がってきました。
とにかく探す(ネット)
そして、まずは、インターネットで土地を探しました。1,000坪以上の広さで予算に合いそうな土地をピックアップしていきます。坪数と立地、値段などからいくつもの土地をピックアップしては不動産屋へ問い合わせを入れていきました。また、そういった物件を持っている不動産屋へ要望をまとめたものもメールしてゆきます。
・・・・あれ?思いの他、反応が鈍い
不動産屋さんに話を聞くと、キャンプ場をやりたいといって連絡を入れて、色々見た後音沙汰がなくなってしまう人が多数いるのだとか、なので、通常の土地などと異なり、GoogleMapでの位置情報と多少の情報を送ってくれるのみの不動産屋さんがほとんどでした。そんな中でも広さや値段で土地を見に行ったのですが。
A)ほとんど竹藪で実際の平地と思われる場所には足を踏み入れられないのでわからない。。。
B)地図とGoogleMAPを見比べても実際の土地が何処かわからない。。
C)敷地面積は広く立地も悪くないんだけど、斜面が多く余りたくさんのテントを張れなさそう。。
このほかにも、そもそも、地図では道があるけれど、行ってみたら運転していて命の危険を感じそうな恐ろしい道や、行ってみたら良さそうな土地なのだけれど、公図と登記簿を取り寄せたら、歯抜けでどうしようも無い土地など(こんな売り方何でするんだろうと思ってしまうほど歯抜けもあるのです)色々でした。
そんな中でのわかったことや土地探しの私なりのポイント
- 公図、登記簿、出来れば道路台帳図(役所で取れます)を入手の上で、現地を見に行きましょう。(どれが抜けていてもあれ?って事になることがあります)
- 最初は地域の土地の価格の相場がわかるようになるまで、色々見ましょう。*
- 不動産屋さんから取れるなら、その土地の情報をもらいましょう(車で行きにくいとか、歯抜けとか、農地が含まれているかどうかなど)
- 実際に土地に足を運び、現地に行ったことを不動産屋さんに連絡して、その土地の印象などを伝え、本気であることを伝えていきましょう。
※ちなみに、あくまで私の感覚ですが、千葉の山側で平地を売りにしている土地は山林の広さは無視して、敷地内の平地(あるいは、簡単に整地して平地に出来る土地)に対して坪?円という相場のようでした。(その時々で相場は変わると思うので伏せておきます)
これらの条件の合う土地を見つけたら、今度は、さらにその土地を掘り下げて調べてゆきます。(続きは次回)