菌ちゃん畝作成記録
畝の中で糸状菌(きのこの菌)を育てて、その菌ちゃんから野菜に栄養を届けてもらうことで肥料も農薬も使わずに野菜を育てる菌ちゃん農法ですが、その肝となる畝の作成記録をアップしてみます。
講習を受けてから農園の土地に合わせて少し手を入れた方法なので、実際に畝を作る方は、正しい方法は菌ちゃん先生こと吉田先生の講座をぜひ御覧ください。(この価格でこの内容は本当にすごいと思います)
まず、畝に沿って、菌がついている丸太を並べて行きます。丸太は林業の方からもらったり、うっかり雨ざらしで菌がついてしまった薪を使っています。
今回は試しに中に籾殻とくん炭も仕込んでみました。
農園の土地は、元々田んぼだったので掘り返すとゴロゴロの粘土中心なので、最初に大雑把にユンボで畝上げしてしまいます。(手でやると腰が、、、)
このままだと隙間がたくさんあったり、上が平でないので
こんな感じで半分づつ平らにしていくのですが
板で抑えながら、スコップで均して行っても、元が田んぼなのでこんな石のような粘土ばかりです。
これが数ヶ月で野菜の育つ良い土に変わるのですから菌ちゃんのちからはすごいですね。
乾いた粘土だと整形しにくいので、なるべく奥の湿っている粘土を掘り出して、平に押していきます。途中こんな感じの大きな塊が出てきますが、崩すのは菌ちゃんに任せて、気にせず無理やり埋め込んでいきます。
埋めきれないときは諦めて上においておきます。菌ちゃんよろしく!
平になったら、菌ちゃんの餌となる枯れ草や小枝などを載せてその上に、籾殻やくん炭をおいていきます。
ここで一段落、雨がふるのを待ちます(正しくは餌に土を乗せるのですが粘土ゴロゴロの土なので上においても餌と混ざらないのでくん炭にしました)
雨が降ったら、乾かないうちにマルチをかけて行って
こんな感じでピンと張っていきます。ここまでくれば後少し!
最後にこんな感じにマルチの上に重しになる土を載せて完成です。講習では重しはもっと間隔を開けるようになっているのですが、籾殻が入るときは結構重しを入れないと糸状菌が広がらないみたいなので多めに置きました。
この状態で3ヶ月寝かせれば完成です!
ただ、今回はここにはそら豆を植えるので最初肥料はさほどいらないので、早々に植えてしまう予定です。